Stop Corona 当科の新型コロナウイルス対策

2020年04月21日 お知らせ

当科では,新型コロナウイルスの感染防止に努めるべく,病棟・外来・医局のそれぞれについて細かな対応策を打ち出し,実施しております.当科の新型コロナウイルスへの取り組みを紹介します.

【病棟】

3密を避けること,病棟医同士の接触を極力避けることをねらい,教授回診やカンファレンスのやり方を変更しました.

  • 週2回の教授回診は,教授と准教授で担当を分けました.病棟のチームを2つに分け,それぞれの回診に参加するチームと病棟医を限定しました.これにより,回診参加人数を絞り,病棟医同士の接触を避け,回診にかける時間を短縮することができます.
  • 前日に入院した症例を確認する朝カンファレンスを中止しました.前日の入院症例は,指導医が電子カルテ上で確認し,必要に応じて担当のレジデントにフィードバックする方式に変更しました.
  • 電子カルテを介した接触感染を避けるため,病棟の電子カルテを各チーム専用に割り振りました.不要なカルテ閲覧を抑制する効果も生まれています.
  • 病棟の医師控室(休憩室)は,時間ごとに使用できるチームを割り振り,在室時は換気をし,マスクを着用し,5人以上の集団を形成しないルールを設けました.

【外来】

救急搬送症例からの感染防止のために,当科として意識障害,発熱症例における脳梗塞治療のフローチャートを作成し,救急科,脳外科との連携を進めています.また院内のコロナウイルス迅速検査に対応するため,検査体制や検査機器のサポートを進めています.

【医局】

他県での事例では,控室など病棟以外での医療者感染が報告されています.

当科医局での感染を防ぐべく,Webミーティングの推奨や席替えを行っています.

  • 物理的な接触を減らすために,医局会などのミーティングをWeb開催(Zoom)に変更しています.新研修医へのオリエンテーションもWebカンファレンスで行いました.
  • 例年行っている,若手医師のための勉強会も今年は中止となりますが,Web形式での開催を準備しています.
  • 医局の席での感染を避けるため,指導医,大学院生,レジデントに分かれていた座席の再配置を行い,同一時間に医師が密集しないように調整しています.

 

新型コロナウイルスの感染防止は,診療および教室の活動を維持する上で大変重要です.最後に,感染の早期終息を心よりお祈りいたします.

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