研修プログラムの紹介

 

令和2年度病棟体制

2020年4月~病棟体制_HP用_page-0001

  • 6つの小チームで入院患者さんの診療にあたります.2つの小チームで1つの大チームを編成します.毎日のチームミーティング・回診は小チーム単位で行い,適宜大チームで回診し互いの入院患者さんについて把握します.土日祝日の回診番は,大チームごとに役割分担し,負担を軽減します.
  • 他科入院中の患者さんで当科外来へ診察依頼があった場合に対応する別枠チーム(外来復券担当チーム)を創設します.
  • 小チームは基本的に病棟指導医とJRの2人1組です.病棟指導医は,JRが安心して働けるよう十分コミュニケーションを取って指導にあたります.
  • 令和2年度は,大チームに1名ずつSRを配置します.チーム診療を実践する主役はJRですが,SRはチームの仕事が円滑に回るように適宜サポートします.
  • SRの1名がチーフレジデント(CR)を務めます.CRはチームに所属せず,病棟医長とともに病棟全体を把握し,JRの最も近い指導・相談役を担います.
  • 平日の緊急番対応は,曜日ごとに割り当てられている緊急入院対応チームのJRが担い,救急外来や他科からの緊急診療依頼に最初に対応します.判断に迷う場合や応援が必要な場合は,所属チームのSR,CR,外来復券担当チームのSRが迅速かつ十分にサポートします.
  • 入院患者さんの電気生理検査は,担当のJRが行います.所属チームのSR,CR,外来復券担当チームのSRが指導・協力します.
  • チーム編成は3か月ごとに入れ替えます.

 屋根瓦式教育体制は,先輩が後輩を教える,という瓦を重ねるだけでなく,学ぶ者が最も身近な後輩を教える,ことに意味があります.病棟指導医はSRを,SRはJRを,JRは研修医や医学生を積極的に指導します.近い学年同士が積極的にコミュニケーションを取ることで,活気ある病棟体制を構築しています.

令和1年度(昨年度)のレジデント勉強会

令和元年度(昨年度)のレジデント勉強会で扱ったテーマはこちらです.

R1年度レジデント勉強会_page-0002

当科ではジュニアレジデントを中心に,毎週レジデント勉強会を開催しています.レジデント自ら学びたいテーマを選択し,15分程度のプレゼンテーションを作成し,レジデントに向けて発表するというボトムアップ型の学習方式です.忙しい日常業務の中でプレゼンテーションを準備することは容易ではありませんが,自ら文献を検索し,学んだことを整理し,人に伝わるようにわかりやすくプレゼンテーションをまとめ発表する,という一連の作業を通じて,レジデントは確実に成長します.勉強会はオープンな雰囲気で,レジデント同士で闊達な意見交換が行われ,経験ある指導医からのフィードバックも得られます.過去に参加された研修医や学生からも好評です.参加は自由ですので,興味のある方はご参加ください.

日時:毎週木曜日午前11時頃より開始(不定休あり)

場所:東11階病棟カンファレンス室

私たちが目指すところ

私たちは,General Neurologist を育成するとともに,脳疾患研究を推進し,神経疾患の克服を目指します.

当科は “脳疾患の克服をめざす”脳研究所に属しています.国際的にも有数な、疾患脳組織を用いた研究を中心に,特徴のある病態研究で,今までも,そしてこれからも世界を目指します.最先端の神経病態研究から,患者さんに寄り添った診療まで,幅広い分野でのプロフェッショナルの養成を可能とし、神経疾患の克服に向けた取り組みを総合的にリードする集団が私たちです.
併せて教室のミッション・方針も御覧下さい.

当教室での脳神経内科専門医・内科専門医(内科専攻医)研修プログラムの概要

脳神経内科は,問診と理学所見が重要で,最も総合的な診察能力を必要とされる内科です.本研修プログラム(本コース)では、総合内科専門医,脳神経内科専門医の資格取得を前提とした研修を実践することができます.J-OSLERにも対応しています.内科系の総合的な臨床力を養いながら,脳神経内科専門医研修を行うことができるように配慮しています.代表的なコースは,初期研修終了直後の3年目に,新潟大学医歯学総合病院(以下本院)で脳神経内科臨床の基礎を習得します.この間に神経生理検査,病理検査,画像診断学を学びます.4〜5年目は,連携施設で脳神経内科救急を含む脳神経内科診療の実践的なトレーニングを積みます.初期研修中に回りきれなかった診療科についても,この間にローテートし,総合内科専門医の資格取得のために必要な経験を積みます.5〜6年目は,再び本院でより専門的な脳神経内科臨床研修を行います.屋根瓦方式で初期研修医や医学生の教育にも関わり,自身の臨床力を高めます.総合内科専門医の資格取得後は,個々人の将来目標により様々な選択が可能です.大学院に進学し,神経疾患の基礎的,臨床的な研究を行うこともできますし,引き続き臨床力を高めることもできます.また,3〜4年目から早めに大学院に進学し,その後に,脳神経内科専門医・内科専門医(内科専攻医)取得を目指すことも可能です.大学院での教育体制が,量,質ともに充実し,実績のある指導者の下で研修できることも特徴です.大学院卒業後に国内外の施設への研究留学も可能です.

一週間の主なスケジュール

  Mon. Thus. Wed. Thru. Fri.
午前 8:30-9:00 モーニング・カンファレンス 8:30-9:00 モーニング・カンファレンス 8:30-9:00 モーニング・カンファレンス 8:30- 病棟カンファレンス,回診
11:00- レジデント勉強会
8:30-9:00 モーニング・カンファレンス
午後 14:00- 病棟カンファレンス,回診   13:00-14:00 電気生理検討会 16:00- 医局会・勉強会  

脳神経内科専門医・内科専門医(専攻医)研修プログラム

レジデントのローテーション例です(実際のものを一部修正しています).
レジデント期間中に大学病院(1年以上),関連病院で後期研修を行います.関連病院はいずれも、日本神経学会認定施設です.指導医 1 名以上,指導医を含め専門医 3 名以上が常勤で勤務しており,専門医習得にむけて丁寧な指導が受けられます.また各病院とも総合内科専門医が常駐しており,J-Oslerにも対応しています.
地域枠b の先生の勤務先についても,県側と相談したうえで日本神経学会認定施設での2年間+大学病院での1年間勤務となります.
それぞれの将来の希望(脳卒中専門医,認知症専門医など)を面談で聞き取ったうえ,研修病院の決定に配慮しています.

  研修医 レジデント
研修病院 1年目 2年目 1年目春 1年目秋 2年目春 2年目秋 3年目春 3年目秋
新潟大学 初期研修(新潟大学) 市民病院 大学病院 県立新発田病院 大学病院 新潟病院
県内 初期研修(県内) 大学病院 新潟市民病院  新潟病院 西新潟 大学病院
県外 初期研修(県外) 新潟大学病院 新潟市民病院 県立新発田病院
県外 初期研修(県外) 大学病院 長岡赤十字病院 県外関連病院 大学病院
県外 初期研修(県外) 新発田 大学病院 長岡赤十字病院 市民病院 大学病院
地域枠b 初期研修(県内) 県人事(県立新発田病院/新潟県立中央病院など) 新潟大学病院

代表的なプログラムの1例です.シニアレジデントとして本院で研修を行う時期や,大学院に入学する時期は,研修状況や希望に応じて適宜調整することも可能です.

 

1年目
2年目
3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目 9年目 10年目
代表的なローテーションの
1例
初期研修 ジュニアレジデント(本院) 関連病院 関連病院 シニアレジデント(本院) 大学院 大学院 大学院 指導医
          総合内科専門医取得 神経内科専門医取得   新・内科指導医認定  

関連病院での脳神経内科専門医・内科専門医(専攻医)研修の紹介

当科の代表的な関連病院での脳神経内科専門医・内科専門医(専攻医)研修について紹介します.

・新潟市民病院
病院紹介(新潟市民病院 2020年) (1)
病院紹介(新潟市民病院 2020年) (2)
病院紹介(新潟市民病院 2020年) (3)
病院紹介(新潟市民病院 2020年) (4)

病院紹介(新潟市民病院 2020年) (5)
病院紹介(新潟市民病院 2020年) (6)
病院紹介(新潟市民病院 2020年) (7)
病院紹介(新潟市民病院 2020年) (8)
病院紹介(新潟市民病院 2020年) (9)
病院紹介(新潟市民病院 2020年) (10)
病院紹介(新潟市民病院 2020年) (11)
病院紹介(新潟市民病院 2020年) (12)
病院紹介(新潟市民病院 2020年) (13)

・秋田赤十字病院
病院紹介(秋田赤十字病院 2020年) (1)病院紹介(秋田赤十字病院 2020年) (2)
病院紹介(秋田赤十字病院 2020年) (3)
病院紹介(秋田赤十字病院 2020年) (4)
病院紹介(秋田赤十字病院 2020年) (5)
病院紹介(秋田赤十字病院 2020年) (6)
病院紹介(秋田赤十字病院 2020年) (7)
病院紹介(秋田赤十字病院 2020年) (8)
病院紹介(秋田赤十字病院 2020年) (9)

・長岡赤十字病院
長岡赤十字 2020年 (1)
長岡赤十字 2020年 (2)
長岡赤十字 2020年 (3)
長岡赤十字 2020年 (4)

長岡赤十字 2020年 (5)
長岡赤十字 2020年 (6)
長岡赤十字 2020年 (7)
長岡赤十字 2020年 (8)
長岡赤十字 2020年 (9)
長岡赤十字 2020年 (10)

・佐渡総合病院

 

佐渡は人口約53,000人の日本最大の島であり,高齢化率は42%に達する超高齢社会です.将来の日本全体の状況を見ていると言ってもよいのかもしれません.当院はそのような島内における救急搬送の9割を受け入れており,島民にとっては最後の砦です.島外へ搬送する状況でない限りは当院で医療を完結させなければなりません.そして,島内に脳神経内科医は当院にしかいません.脳梗塞の急性期治療,神経変性疾患など専門性が要求される疾患は外来・入院いずれも当院で対応する必要があります.

 
【佐渡総合病院における研修の特色】

・脳卒中や認知症などのcommon diseaseを多く診る.

・外来受診が紹介状なしでも可能.新患には当科的疾患だけでなく内科,整形外科,脳外科,精神科など他科の疾患も含まれるために鑑別が重要になる.予約患者と合わせて外来人数が多くなりやすいため,限られた時間で適切な診断を行う必要がある.また,来院困難な在宅介護の患者には訪問診療も実施する.

・多くの患者は高齢者であり,problemが多方面にわたる.すなわち,当科的専門領域のみに留まらない.内科的管理が必須であるとともに,生活・家庭状況(独居,老老介護,キーパーソンが不在・島外在住など)やADLを踏まえたサービス導入や退院先の調整が必要になる.疾患だけでなく,社会的な要素(こちらで難渋することも多い)も含めて全人的・多面的に状態を捉えていかなければならない場面が非常に多い.

・自宅退院が困難となる患者が多いが,通常の医療圏であれば当たり前のようにあるようなリハビリテーションの専門病院や慢性期病院(特に神経難病の対応が可能な病院)が島内にはない.介護施設も不足している状況である.退院先が決定するまでに時間がかかり,慢性期まで経過を診る,場合によっては終末期の医療も行うことも多い.

 学問的に興味深い症例を集中的に多数経験できるというわけではありませんが,超高齢社会と島という環境を背景にcommon diseaseが多く,訪問診療・高齢者医療の実践や急性期から看取りを含む慢性期の管理を経験できるなど都市部の総合病院とは異なる環境にあります.当院での臨床経験により,超高齢社会における脳神経内科の果たすべき役割が非常に重要であることを実感できるのではないかと思います.

佐渡

検討会・カンファレンス

他科との検討会,合同カンファレンスを適宜行っています.

・臨床神経病理検討会 (月2回,水曜日,木曜日,16:00より)
・脳外科合同カンファレンス (不定期)
・整形外科合同カンファレンス (不定期)

主な研究留学先

海外

  • メイヨークリニック
  • デューク大学
  • ハーバード大学
  • シカゴ大学
  • ロンドン・クイーンスクエア
  • スタンフォード大学
  • ワシントン大学
  • マイアミ大学
  • ミシガン大学
  • UCSD
  • ウィーン大学

国内

  • 国立循環器病研究センター
  • 国立障害者リハビリテーションセンター研究所
  • 福島県立医科大学
  • 北海道大学
  • 東北大学
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