畠野雄也 先生の論文がNeurology Genetics誌に掲載されました．

当科で遺伝子検査が行われた脊髄小脳変性症3型（SCA3）292例と歯状核赤核・淡蒼球ルイ体萎縮症（DRPLA）203例のデータに基づき，機械学習の生存分析を用いて，未発症キャリアの現在の年齢とCAGリピート数からある年齢での未発症確率を予測したものです．

また，未発症キャリアの現在の年齢とCAGリピート数から，特定の年齢における未発症確率を図示できるWindows 64bit用アプリケーションをhttps://github.com/yuya-hatano/SCA-onsetにリリースしました。
発症前診断の遺伝カウンセリングに役立てることができる，重要な報告です．

本当におめでとうございます！

【論文タイトル】 Machine Learning Approach for the Prediction of Age-Specific
Probability of SCA3 and DRPLA by Survival Curve Analysis
【著者】Yuya Hatano, Tomohiko Ishihara, Sachiko Hirokawa, Osamu Onodera
【doi】https://doi.org/10.1212/NXG.0000000000200075