小脳失調症状を数値化するアプリ「iPatax」の論文がThe Cerebellum誌に掲載されました

2026年06月11日 脳神経内科だより

当教室の永井貴大 先生,小出眞悟 先生らの論文がThe Cerebellum誌に掲載されました.

iPad®を用いて小脳失調症状を数値化するアプリ「iPatax」を開発し,その効果を検証した報告となります.iPataxでは,画面上を動く目標を指で追いかけ,その指の動きの速さのばらつきや,目標の軌道からのずれを数値化します.小脳性運動失調の患者さんでは,健常な方に比べて,指の動きのばらつきやずれが大きく,これらの数値は既存の小脳性運動失調の評価尺度であるSARAともよく相関しました.iPataxiPad®で簡便に実施できることから,小脳性運動失調の診察を補助する客観的な評価法として発展が期待されます.

iPatax: a Tablet-based Tool for Quantitative Assessment of Cerebellar Ataxia
doi: 10.1007/s12311-026-02028-9

脳研究所ホームページでも紹介されています.

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