ドクササコ中毒に御注意!

2017年10月26日 お知らせ

秋になり、紅葉が見頃を迎えようとしています。
この時期になると秋の味覚を楽しむために、キノコ狩りに山を訪れる方も多いと思います。
キノコは美味しいですが、中には毒キノコも含まれているので注意が必要です。

新潟県内では、ドクササコの中毒例が報告されています。
ドクササコは、食べられるナラタケ(新潟の方言でアマンダレ)と形が似ているため、誤って食べてしまうことがあります。
食事摂取2-7日後には手足の赤みや腫れ、痛みなどを伴い、また意識状態が悪化する場合もあるそうです。

患者さんの自宅近くに群生していたドクササコ

患者さんの自宅近くに群生していたドクササコ

このことについて、長岡赤十字病院神経内科の藤田信也先生、新潟厚生連小千谷総合病院神経内科の登木口進先生がテレビ取材を受けました。
ドクササコ中毒はギランバレー症候群に類似する場合や消化器症状を欠く場合、また典型的な症状である手足の発赤を欠く場合があります。
診断にはキノコ摂食の有無を確認することが大変重要だそうです。

上記取材は、2017年10月17日の世界仰天ニュースで放送されました。

長岡赤十字病院の藤田信也先生

長岡赤十字病院の藤田信也先生

 

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